今月の講話(毎月1日 月次祭後の宮司講話です)

平成29年 第2回 風音祭 宮司挨拶要旨(29年9月30日)

 皆様方には 感激 感動 感謝の余韻に浸っておられる中だからこそ あえてお伝えしたいことがございます。
ご存知でしょうか?今 地球が悲鳴をあげていることを。温暖化・異常気象等々これらが起こる原因の1つに 人々が無意識に出すマイナスの想念 波動があることを ご存知でしょうか?
 地球が悲鳴をあげ その地球が 遥か彼方の大宇宙にまで 影響を及ぼしているということを ご存知でしょうか?
 この様な 状況だからこそ 今年第2回目の風音祭を 本日ここに盛大に開催出来得ました事は まことに意義深いことであり もちろん本日を迎えるにあたり 地元森町長様はじめ 文化庁様 奈良県様の 絶大なるご支援ご協力を頂いておりますこと 心から感謝申し上げます。
 さて 本日の開演の際 司会者が 当社ご祭神の お名前とご夫婦でお祀りしている旨申し上げました。
 旦那様が 天御柱大神様。奥様が国御柱大神さま つまり 二柱の大神さまをお祀りしており 本年 正面に 2つの光の柱が そびえ建っておりますのは 以上のことから 昨年に引き続き風音祭をプロデュース頂いてます TACの藤井様の計らいによるものです。
 天御柱大神さまは 陽の神さまですから 天高く遥か大宇宙の果てまで 柱を建てておられます。国御柱大神さまは 陰の神さまですから 地より深く 地球の中心まで 柱を建てておられ 天地をお守り下さる神さまで この龍田にお鎮まりになられて 今年で2107年になります。つまり先人が毎年お祭りを続けてこられたからこそ 今年2107回目の年間祭事を行うことができ 風音祭も今後斯くありたいと 皆様方とともに お祈りしたいと存じます。
 本日 風音祭にご来場の皆様方には 今 感激 感動 感謝という想いを抱いておられるかと存じます。楽しい 嬉しい ありがたいという感情は プラスの波動を出します。このプラスの波動には マイナスの波動を包み込み 和やかに転じさせる作用があります。今後 子々孫々の未来永劫の平和 安泰を望むとき より広くより高き宇宙レベルの視野で物事をとらえなければなりません。そのためには 難しく考える必要はなく 皆様方が 日々のご生活の中で プラスの波動をお出し頂くだけで良いのです。どんなに小さなことでも 嬉しいな ありがたいなという想いだけで良いのです。この想いこそが 皆様方のお家お家を安泰に 町を安泰に 日本の国を安泰に やがて世界を 地球を 大宇宙を安泰 平和へと導いてくれるのです。
 そして この一連の循環を感じるとき 龍田の大神さまから 然和(さわ)という 言葉を頂きました。さわさわ と言えば 風の流れる音。これが濁ればざわざ。人の心も濁るとざわめきます。
 風の流れる音 然和は 本日の風音祭にぴったりの 言葉ではないでしょうか。
 皆様方には 人知れず さりげなく 和やかな波動を出すご生活 「さわさわ」とお元気に お過ごし頂ければと存じます。
 結びに 本日 素晴らしい演奏をご奉納頂きました 風音JAZZ COMBOの皆様 井原季子様 最後までいらして下さいましたご来場の皆様方 そしてこの風音祭に関わって頂きました全ての皆様方に対しまして 龍田の大神さまのご神前より 真心こめて申し上げます。ありがとうございました!

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