平成28年2月 『より良い一歩』

2月3日の節分を年越しと言い 翌4日の立春が 暦での新しい申歳(さるどし)の 始まりです。
さて 申は 申すとも読め さらに申は 神様を表す文字でもあるそうです。
そこで今年の言霊は 何事も前向きに進めるように『一歩』と題しました。
申の字を神様と解釈すると 人が神様に寄り添って人は「伸び」ます。そして 神様に感謝を捧げると 人は「神様」に近づけます。なぜなら示偏は神様にお礼のお供え物を捧げる祭壇を表し 感謝を表す文字だからです。
人生には いろんな事が起こります。辛い事・悲しい事・楽しい事・嬉しい事。 物事が起こった時あるいは その立場に立って初めて心の底から 理解できる事や気づく事が沢山あります。
つまり 物事を前向きにとらえるという事は 目の前に起こる物事が 自分自身にとってどんな些細な事でも あるいは良い事そうでない事であっても 心の底から気づき 学び 感謝するという事です。そして気づき感謝することにより 初めて一つ成長 一歩前進できるのです。 先人は「神」と言う文字に こんな想いを込めて 今日の私どもに伝えてくれたような気がしてなりません。神様は 常に気づきをお与え下さる ご存在だと。
皆様方には今年一年 風の大神様のご加護の元 感謝の心でより良い一歩を 歩まれます様 お祈り申し上げます。