令和八年 龍田大社 例大祭 宮司挨拶
令和八年四月四日
先ず以て、聖寿の万歳を寿ぎ奉り、ご皇室の御安泰と我が国は元より 地球そして
惟神大宇宙の安寧を お祈り申し上げます。
本日ここに、龍田大社例大祭にあたり、ご来賓各位をお迎えし、多数の皆様方ご参列の元、厳粛且つ盛大裡のうちに祭典を斎行致し、本日ご参列の皆様方は元より、世界中の多くの皆様方と共に、天下泰平の祈り合わせをでき得ました事は、大神様のご加護は元より、皆様方の篤き敬神の念によるものと、深く感謝申し上げますと同時に、春・夏・秋の当社三大大祭を清き水の流れる如くに斎行するためには、欠くべからざる、岩瀬の杜の瀧祭を昨日地元高山地区自治会の皆様方のお力添えを頂き、無事斎行出来ました事、この場にて重ねて厚くお礼申し上げます。
私ども神主の務めは、いつの世にあっても、偽りのない真の心から発せられる言葉を通じ、
神々を祭り、唯々天下泰平の祈りを捧げ続ける事であります。それは、祈りの結果を意識するものではなく、周りの評価に翻弄されるものでもなく、ただ只管に祈り続けることのみが天命であります。当社では、天下泰平の天下とは、人間・日本を限定したものではなく、地球・大宇宙つまり森羅万象と考えております。
さて 本年は 丙午の年であります。陰陽道では丙は 正に太陽の如く照り輝く気の流れを表します。一方午は 陽の気が極まって陰の兆しが始まる気の流れであります。 一見矛盾したように感じますが これこそが 森羅万象の絶妙な気の流れるしくみであります。つまり 陰陽どちらかに偏るのではなく 均衡を意識することが肝要であります。
今年の風の言霊は 気構え・心構えを意味する気宇。では 丙午とかけて気宇ととく。その心は 丹誠を込めた日常により 泰然と目の前の事象を 受け取る気構えが 大切な今年である。
皆様方には 龍田の大神さまのご加護の元 日々の気宇を大切に お健やかに
穏やかなる一年をお過ごしくださいます様 お祈り申し上げまして お礼のご挨拶といたします。