今月の講話(毎月1日 月次祭後の宮司講話です)

平成28年9月の講話 『生きるということ』

今日は 二百十日。防災の日。最近の台風は 異常気象という言葉をはるかに超えた従来の当たり前とは違う動き。当たり前の ありがたさを つくづくありがたいと 感じます。今年も大難が小難に 小難は無難になるよう ただただ 神さまに お祈りするばかりです。また今夏は オリンピックもあり 暑い熱い夏でしたが 先月15日には 真心こもる 大勢の皆さんご奉仕の元 沢山の方々ご参列の中 盛大に風鈴まつりを 斎行できました。それぞれのお立場で気づきを 得て頂けた もしくはそのきっかけを得て頂けたものと存じます。
さて 今回も沢山の感動と元気と勇気を頂けたオリンピック。日本の選手の皆さんのみならず 世界中の選手の皆さんに 感動をありがとうと申し上げたいです。
報道では 活躍された選手の皆さんが 華々しく映されていましたが その選手一人ひとりには その陰に映し出されていない 多くの方々の存在があります。例えば 選手の監督・トレーナー・家族・先輩後輩・友人・応援者 などなど。
しかし これは 何もオリンピック選手に限られた事ではありません。 皆さん方の 周りにも そういう方々は 沢山存在します。
人 一人が生きるという事は 家族であり 友人であり かかわるあらゆる人々の 目には見えない想いや力を頂いて まさに 生かされているわけです。 更には 神さまのご加護 ご先祖さまのお見守りがあり そこに感激・感動そして感謝が生まれます。
本日 二百十日を迎えます時 皆様方には ご自身の命 自分だけのものではないという事をよくよくお考え頂き 感謝の心を以て どうかお大切にご自身の人生を 生きて生き抜いて下さいます様 切に懇願申し上げます。

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