今月の講話(毎月1日 月次祭後の宮司講話です)

平成29年8月『ご先祖』

日本には 季節に応じた行事を 子 孫へ伝え続けてきた国がらがあります。
8月は お盆の月と申しますが お盆も これらの行事の1つにあたります。
お盆は ご先祖へ 感謝のまごころを捧げるものであります。ご先祖の「祖」には おや・もと・はじめ という意味があり 先祖の「そ」は大和言葉で 空・添える と解釈でき ご先祖は いつも皆様方のおそばに 寄り添い お守り下さっているのです。
だからこそ 年に一度は 国民こぞってご先祖に 感謝の心を捧げましょうと お盆休みがあるのです。そして ご先祖が手を合わせられた 神さまを敬うということは 更に大切なことであり 敬神崇祖という言葉は この表れなのです。
当社でも 8月15日に ご先祖に 感謝の祈りを捧げる 『風鈴まつり』を行います。皆様方には 是非ともお参り下さいますれば 幸いに存じます。
さて 8月に入り 一気に暑さを覚える日々ですが これも 大自然のなせる業。暑い熱いと 不平を申せば 暑気に負けて 体を痛めてしまいます。
暑さを上手に受け入れて 自発的エネルギーに 転回させ ご自愛の上 お元気に お乗り越え頂きます様 お祈り申し上げます。

過去の講話一覧