令和元年12月の講和 『人は みんな 神さまに認められて』
今年も 自然力の凄さを 思い知らされた年でありましたが こうして 12月お朔日の月次祭を無事修めさせて頂けました事は 龍田の大神さまのありがたいご加護を 感ぜずには居れません。
また この春からの神楽殿解体修理工事も お陰様で 先月 盛大に上棟祭を 修めさせて頂きました。来年秋の竣工を目指して今後も 工事を進めて参りますので 引き続き ご支援 ご協力を 宜しくお願い申し上げます。
さて 近頃 よく 承認欲求という言葉を耳に致します。
周りの人々に認められたい という望みは 決して悪いことではございません。しかし 人が人として使命をもってこの世に生まれて来るのは 皆 神さまに認められて生まれて来る事を御存じでしょうか?しかも その使命は 神さまから授けられたものを 自分自身で全て認めた上で この世に生まれて来る事を ご存じでしょうか? 周りに認められたいという想いばかりが 先行致しますと 本来の使命から 遠ざかるものでございます。これを よく ブレるなどと申します。
朝 何事も無く ごく普通に目覚めれるのは 実は 「今日も一日元気でね」と神さまに 認めて頂いている証なのです。ありがたい神さまに認められている それ以上のことは果たして必要でしょうか?それに気づくことが とても尊いことであり それこそが使命達成への一番の近道なのです。
今年から 新しく 風和らぐ 令和の時代。皆様方には 明年も 龍田の大神さまの ご加護の元 小さな気づきを尊びながら どうか 風和らぐ 1年をお過ごしくださいます様 心から お祈り申し上げます。