今月の講話(毎月1日 月次祭後の宮司講話です)

令和2年11月の講和『心を澄ませば』

 境内のもみじも程よく色づき始め 爽やかで心地よい風に包まれながら 本日も 無事に月次祭を ご斎行できました。
 コロナ感染拡大防止と言われ 世の人々は 目に見えないコロナの存在を意識しながら過ごして早や9か月経ちましたが 神さまやご先祖も 同様に目には見えないご存在であり 視点を変えますと 目に見えない存在に意識を高めるという事は 感性が研ぎ澄まされていくという事につながるのであります。大自然は 目に見える部分と そうでない部分が相まって 形成されており 人もコロナも共に大自然に生かされている 一員なのです。
 さて ここで もしやコロナが 神はかりとするならば 神さまは一体何を仰せになりたいのでありましょうか?研ぎ澄まされた感性を以て 皆様方は何をお感じになりますか?
 神さまは 何を感じ 何に気づけと仰せになっておられるのか 今一度 見直し 聞き直し 感じ直しを頂きますならば 真に爽やかな本日の月次祭の 意義が立ちます。
 今年も あと2か月となりました。年内余日を 風和らぐ 風和のご日常により 見えないご存在に心を澄ませながら 爽やかにお過ごしくださいます様念じ居ります。

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