令和4年6月の講和 『森羅万象を味方にする』
本日は 実に爽やかな気配の中で 6月1日の月次祭を
修めさせて頂きました。
先程 大祓詞の前に唱えました祝詞は 六根清浄の大祓でございます。近頃 承認欲求という言葉が流行りだしてから 特にその言葉に敏感になり 常に周りの目や評価を気にしている方が増えているように感じます。六根清浄の大祓は 目の前の事象や聞こえてくる声は全て単なる現象であり これら全てを 自身の魂の奥底まで持って行く必要はないという祝詞で 概して申しますと 全ての現象を気にすることなく 『大丈夫』と思い切れば 清らかな状態となり八百万の神々・森羅万象と一体化でき その全てが味方してくれるから 案ずることはない という祝詞です。
人のみならず この世に生きとし生けるもの全てには お役目がございます。故に 承認欲求に拘ることなく 自分流儀で生き抜くことを 神さまは望んでおられます。
梅雨の時期には 見た目陰うつな気配から 自虐的になったり 自己嫌悪に陥ったりしがちではございますが 心1つ 想い1つで如何様にもなります。
先ず 昨日という過去の執着をすて 明日という不確かな未来に不安を覚えず ご自身を 大切になさってください。ご自身を 大好きになるよう努めてください。さすれば 心が安定します。心が安定致しますと気の流れが安定します。気の流れが安定しますと 魂が喜び 爽やかに過ごすことができます。
6月 梅雨の時期を迎えますが 年間を通じては 大切な時期でございます。皆様方には どうか この月 爽やかに 和やかにお過ごし頂きます様 お祈り申し上げます。